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何待ち? 中の上級−答えを知っていれば読める(当たり前か・・・) 解答
何待ち? 中の上級問題はこちら

ではσ(´I `*)目線で振り返ります。東1局、南家です。


第1打は8筒。 普通なら上家にあわせて切りで問題ないですなぁ。

しかし、なんせσ(´I `*)は「雀鬼流」・・・ではないんですけれど、「トイツ系牌効率」の信徒ですからあって字牌はそう簡単に切りません。(意味不明ならここ↑の部分は読み飛ばしてください(;´Д`))






ここで切り。
場に2枚切られたらそれに合わせるのが「トイツ系牌効率」流。(意味不明ならここ↑の部分も読み飛ばしてください(;´Д`))






をツモって2萬切り。

ここは普通なら切りで問題ないですけれど、実は4トイツであることに注目! 「トイツ系牌効率」では4トイツになったら七対子(チートイツ)へ一直線ですので、1枚切れの字牌は切れません。ただ、ここから7萬なんかをツモってくると、チョツト考えないといけないですけれどね・・・






をツモって4萬切り。
狙いを完全に七対子(チートイツ)に絞りましたよ。






を重ねて赤5萬切り。
赤5萬8萬かどちらを残すのがよいんだろう?

自分の手の中にがあるので赤5萬5萬を重ねることができればチートイ赤赤で、リーヅモを加えるとハネマン、さらにカンが入っていますので裏ドラの可能性もある。するとバイマンも視野に入ってくる・・・するとここは8萬切りがよいのだろうか?

・・・ということも頭によぎったんですけれど、赤5萬を切って8萬で待つのも面白いかなぁと・・・ なぜなら、安藤満著「麻雀絶対勝ち組―亜空間殺法を学ぶ」によれば赤5萬の早切りにひっかけなし、ということでこの8萬はノーマークになるはずだからです。

しかも赤がすでに手牌に1枚ありますから、裏がのれば出和了りであってもハネマンになります。ならぱ5萬のツモを期待するより、8萬の出和了りを期待する方がいいかなぁ・・・と・・・






上家がをトイツ落とししてきました。その2枚目を見て、こちらも切り。1枚目が切られた時点ではすぐ合わせ打ちせず、1巡様子を見ています。他家から合わせ打ちがなければ山2枚と読め、待ちごろの牌になるからです。

でも2枚目が切られちゃったら残りは1枚ですから、イラネッ(゚Д゚=)ノ⌒゚ です。






9萬を重ねて切りリーチ。七対子(チートイツ)聴牌8萬単騎待ちです。

8萬との選択ですけど・・・
1枚切れ字牌のは山に2枚ある可能性が高いですから、ツモりに行くなら単騎を選ぶのがよいんじゃないかなぁ。でも今回は赤が1枚手牌にあるので、ツモることにそれほど大きな意味はないんですよね(特に裏がのったとき)。

むしろここは出和了り重視で8萬待ちって面白くない? しかも自分の手牌と河を合わせて6萬が3枚、9萬が3枚、おまけに7萬が2枚見えている。ということは8萬は山にあるか、誰かの手の中に切られやすい形で残っている?






と思ったら、下家が切り・・・(;´Д`)
いや、これは手牌から出てきたので8萬切りリーチじゃ出てこなかったかも・・・






で、前回記事の最終画像全体図はこんな感じ。
8萬は上家の手牌にきっちりと収まっていました(;´Д`)

たしかに6萬は3枚見えていたけど、残り1枚はどこかにあるわけだから面子になることもあるわなぁ・・・ そう考えると横に伸びることのない字牌を、素直に待ちとして選ぶ方が良かったのかも・・・



ということで「何待ち?」の正解は8萬でした。
正解を分かっているσ(´I `*)としては、を2枚目に合わせ打ちしている点から単騎待ちを狙っているのではないかと読み。さいごの切りリーチから、よりも優秀な単騎待ちを考える。すると場風のや役牌のは違うかなぁ・・・と。

そこで考えられるのはまずはドラである8索単騎か、普通はありえない3萬8萬単騎とかが怪しいと読める・・・なんてね。


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