無理に勝負しない
「七対子(チートイツ)・クロスカウンター打法」の奥義について語らなくてはならないでしょう。なんども繰り返すようですが「七対子(チートイツ)・クロスカウンター打法」とは敵の攻撃を受け流しつつ、それを利用して攻撃する、いわば「攻防一致」の高等戦術(?)です。
そして相手の攻撃の例としてこれまで2つ挙げてきました。1つ目はシュンツ手からの攻撃「3・7牌」、2つ目は他家全員からの攻撃「ドラ牌」です。しかしそれらよりもさらに強大な攻撃があることをご存知でしょうか? そう、リーチ者の攻撃です。
たとえば「」の形で聴牌しているとします。そこに他家からリーチがかかりました。ツモってきたのがリーチに通っていない! はリーチ者の現物なのでを通せば出る可能性が十分あります。しかし基本的にここでは現物のを切ります。
中張牌のがドラだったなら(点数などの)状況によってはを勝負してもよいでしょう。しかし「七対子(チートイツ)・クロスカウンター打法」は相手の攻撃を受け流すのが原則の打法です。通っていないはリーチ者からの攻撃そのものですので、基本的にはその原則に従いましょう。
では次巡さらに通っていないをツモってきたらどうしましょう? そのときは基本的に安牌のを切りましょう。
「」聴牌を崩すことになりますが、そこからさらにないしをツモれば聴牌復活となります。
「」聴牌復活の喜びをかみしめる間もなく、さらに他家からリーチ。追い打ちをかけるように、どちらにも通っていないをツモ。もちろん安牌のを切って再度聴牌を崩します。
「」聴牌してもそれを崩して、また聴牌してもまた崩す。とても苦しい時間です。そこへ奇跡のツモで聴牌再復活。
「」そしてツモ。
その時のリーチ者の待ちはーと、ーだった・・・って、マンガの展開か! という感じなんですが・・・
という感じで相手(リーチ者)からの攻撃を受け流しつつ、それを利用して攻撃の機会をうかがうのです。そしてそれがうまく成功して和了ることができたなら・・・そしてそれがリーチ者の当たり牌を吸収してのものであったなら・・・ボクシングのクロスカウンターが相当のダメージを対戦相手に与えるのと同ように、相当の精神的ダメージをリーチ者に与えることができるでしょう。
で、「七対子(チートイツ)・クロスカウンター打法」の奥義とは? ・・・無理に勝負しない・・・ (゚ロ゚;!!
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