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出和了目的(迷彩)七対子(チートイツ)・筋ひっかけ1

今回は七対子(チートイツ)の筋ひっかけについて考えてみたいと思います。
まずは筋ひっかけリーチの分類から始めましょう。

Aパターン 4を切って1待ち、6を切って9待ち。
Bパターン 4を切って7待ち、6を切って3待ち、5を切って2あるいは8待ち。
Cパターン 1と7を切って4待ち。2と8を切って5待ち。3と9を切って6待ち。いわゆる中筋待ち。
筋ひっかけといえば、この3パターンですね。

今回はAパターンについての考察です。
端的に言えばAパターンはとてもよい待ちになります。両面・間ちゃん・片ちゃん待ちが否定されていますので、可能性としてはシャンポンと単騎待ちしかありません。捨て牌が七対子(チートイツ)らしくなければかなり有効な待ちになるでしょう。

ただ、Aパターンのひっかけ待ちを狙って作るのはとても難しいのも事実です。まず捨て牌が七対子(チートイツ)らしくない、ことが前提です。七対子(チートイツ)らしくない捨て牌とは、序盤に一九字牌が切れているものです。七対子(チートイツ)において字牌は急所ですから、それをおいそれと切るわけにはいきません。となると一九牌で捨て牌の七対子(チートイツ)らしさを消す必要があります。するといざ聴牌したときにはAパターンの筋ひっかけにするための一九牌がすでに河に捨てられていることが多くなるわけです。

かといって一九牌を待ちにするためにそれを温存すると、捨て牌がいかにも七対子(チートイツ)になってしまうので、逆にAパターンのひっかけを警戒されることになります。あちらを立てればこちらが立たず、というやつですね。しらんけど。

捨て牌がいかにも七対子(チートイツ)であれば、それは残念ながらひっかけにはなりません。とはいえ一九牌自体は山読みしやすい牌ですから、山にあると踏んでのリーチはあり得ます。ただ、出あがり期待のリーチにはなり得ないということです。単なる七対子(チートイツ)のリーチということですね。



例を探したけれど、よいのが見つからなかった・・・ので過去の牌譜より。
これ単騎にしたけれど、単騎リーチとしてもひっかけにはならないよね・・・という話。

捨て牌が七対子(チートイツ)らしくなければ、これは大チャンスです。自分の幸運をかみしめつつ自信を持ってリーチと行くのがよいでしょう。ただ、これを狙って作るのは難しいんじゃないかな。仮に配牌に老頭牌・字牌が多くあれば、自然な捨て牌で七対子(チートイツ)が狙える・・・っていうか、そんな配牌なら国士をねらうよねー。

ということで七対子(チートイツ)ひっかけリーチの考察。次回からはBパターン→Cパターンときて、赤牌がらみのひっかけ、そして壁、染め手ブラフ、後はなんだろ?


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