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4トイツ時(七対子(チートイツ)中期)の3・7牌

前回の記事では和了トップの場面での七対子(チートイツ)の狙い方と、そんな場面での七対子(チートイツ)狙いは不利なんじゃないかという説を述べさせていただきました。(なんと意味のない記事なのか・・・)

では再度仕切りなおしということで・・・
まず設定は東1局の西家としてみましょう。要するに好きに打っていい場面ですね。
で、割と早い巡目にトイツが3つ、もしくは4つできて「七対子(チートイツ)」狙ってみようかという設定です。

たとえばトイツ4つの状態から有効牌を引く確率は
15牌÷123牌≒12.2%
つまり一向聴になるまでの平均巡目は
100÷12.2≒8巡

一向聴から聴牌までの平均巡目は以前の記事のとおり14巡
つまりトイツ4つから聴牌まで
8巡+14巡=22巡・・・で流局・・・(;´Д`)

と、「振り出しに戻る」みたいなことを書いてみましたが、そこまでならなくても七対子(チートイツ)はそれなりに時間がかかる手役なのは間違いないでしょう。

そこで登場するのが、麻雀の新戦術「トイツ系牌効率」です。

七対子(チートイツ)において大切な牌は以前からちょくちょく出てきているとおり「字牌」「役牌」「1・9牌」ですが、この「トイツ系牌効率」の鍵はそれらの牌にプラスして「3・7牌」になります。なぜ「3・7牌」かというと、尖張牌と呼ばれる大切な牌だからです。あ、それだけじゃ説明になっていませんね。じゃ、もう少し・・・




3萬がないと1萬2萬が孤立しますし、同ように7萬がないと8萬9萬が孤立します。4萬5萬6萬はシュンツになりますが、3萬7萬がないと4萬5萬6萬待ちのペンチャン扱い、5萬6萬4萬待ちのペンチャン扱いになります。4萬6萬だと普通は3萬7萬を引いてのリャンメン変化を期待しますが、それができません。

どういうことかといいますと、「3・7牌」はシュンツを作るときの鍵になる牌だということ、逆に言えばトイツができる鍵にもなりえるわけです。つまりシュンツ場かトイツ場かを見分ける鍵になるのです。

ということで「3・7牌」を切るのは後回しになります。
七対子(チートイツ)一向聴以降における残すべき牌の考察で示した統計によると、「2枚見え3〜7牌」のツモ確率が「1枚見え3〜7牌」と比べて格段に下がっていますが、「3・7牌」だけは1枚切られてもすぐ合わせて切らないようにします。それは「3・7牌」が1枚切られた後それを重ねることができたなら、その牌種がトイツ場になる傾向だと自分だけ知ることができるからです。

そういえば、かの桜井章一先生も「3・7牌」を固めて機械に落とすことによって、自動卓でトイツ場を作るとおっしゃっていたようないなかったような・・・

そして「3・7牌」がトイツになったなら、その筋である「4・6牌」を重ねることができるとなお効果的です。

なぜかというと・・・うーん・・・まぁ、その説明はすぐなんですが、それに付随するものがいろいろありそうで・・・長くなりそうなので次回に・・・┐(´ー`)┌ヤレヤレ


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