4トイツ時(二向聴時)の4・6牌
「3・7牌」がトイツになったなら、その筋である「4・6牌」を重ねることができるとなお効果的の理由ですが・・・前回の記事を読まれた方はわかると思いますが


























ということです。
なぜこんなことを前回の記事に入れず、後回しにしたのかのかというと、このトイツ場と筋牌の関係に関していろいろ書けそうだったからです。
前の記事にも少し出てきた桜井章一大先生もこのようにおっしゃっています。
トイツ場ってね・・・・・・スジが殺されてるから起こるんだ
相手にスジの牌をたくさんもたれると 自分のところには全然入ってこない
すると自然に重なってきて・・・・・・みんながトイツ場になってしまう
上記の例で言えば













で、桜井章一大先生の話はまだ続きます。
だからトイツ場のときはスジで持っていると重なりやすいんだ
同じ話は土田浩翔先生の「最強麻雀 土田システム (マイコミ麻雀BOOKS)
P64 トイツ場ではスジ牌同士が重なりやすいのは今や常識。
???
上の話は理屈としてわかります。でも下の話はそれとつながります? 「筋牌が重なる→トイツ場になる」とはいえるけれども、だからといって「トイツ場になる→筋牌が重なる」とはいえないんじゃないの?
つまり「筋牌がかさなる」は「トイツ場になる」であるための十分条件です。「トイツ場になる」は「筋牌がかさなる」であるための必要条件です。しかし「筋牌がかさなる」は「トイツ場になる」の必要十分条件とは違うよね? ってことです。(余計にわからなくなった?)
たとえばAさんが


そのときのBさんの手に


















しかし、先人の知恵にはそこに深い意図があることが多いです。テレビで見たのですが、足の遅い子たちが速く走るためにどうしたらよいかという番組でした。そのコーチが言ったのは「笑顔で走りなさい」です。速く走ることを意識すると筋肉に力が入ってしまうので、笑いながら走ると全身の筋肉がリラックスし、無駄な力が入らずに早く走れるそうです。笑顔と足の速さとは直接関係はありません。しかし、「筋肉をリラックスさせて走りなさい」と言ってもうまくできないでしょう。そこで筋肉をリラックスさせるために「笑顔になりなさい」となるのです。
何が言いたいかといいますと、先の桜井章一大先生の言葉や土田浩翔先生のシステムに関しても、その言葉の上っ面だけをとらえるのではなく、その本質を見分ける必要があるのではないかということです。それを踏まえて「トイツ場では筋牌がかさなりやすい」という言葉を考えると、実に深い意図が込められていることがわかります。
それは何かと言うと・・・あれ?・・・
話が違う方向に進みそうなので・・・この話は別の機会に・・・
えっと・・・前回と今回の記事のまとめをします。


















上記の3パターンはトイツ場の傾向が想定できる七対子(チートイツ)黄金パターンです。
今の麻雀は赤があります。
そこで筋でトイツにする方が、














そしてこの


また














もちろん単独の



























えっと・・・(予定どおり)迷走し始めてきましたが、まだまだ(?)続きます・・・
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