2+6枚複合形講座Z 「にいいに型」「にいにいカン型」
















ですが、実は彼らには「にいいに型」という年の離れた弟がいます。








名前の由来は「2枚1枚1枚2枚→にいいに」です。
ちなみにこの名称の発音をそれぞれカタカナで表記すると「ニーーニ」となり漢数字での表記っぽく(?)なります。
女性(牌)の受け入れは左右に分かれたトイツ部分のみという視野の狭さ。まだまだ駆け出しのヒヨっ子といった感じでしょうか。
しかしポテンシャルはしっかりしていますのでくる女性(牌)によって隠された実力が簡単に目覚めます。








ツモ




















というように2種類の女性(牌)によって「にいにい」「ににいい」という兄たちと同じになることができます。(どちらになるかは、そのときの状況しだいで選べる)
そして別の2種類の女性(牌)によっては兄である「にいにい」「ににいい」の実力を簡単に追い抜いてしまうのです。








ツモ












そして兄である「にいにい」「ににいい」同ように他の部分で3面子が見込まれるなら「にいいに型」は1面子1雀頭になりますし、他の部分で雀頭候補があるなら、ここから2面子も狙えるというやはり調子のよい変わり身の早い軟派やろうです。(いい意味で・・・)
それからあまり知られていないのですが「にいにい」には弟子がいるのです。ちなみに「ににいい」に弟子はおりません・・・。三賢人ではなくその下の「にいにい」に師事するくらいですから、おっちょこちょいというか、やはり間抜け(カンチャンがある)です。








やはり間抜けな(カンチャンがある)分、受け入れられる女性(牌)が2種類と少なすぎます。
師匠である「にいにい」への変化はこうです。








ツモ










しかし・・・
しかし、この「にいにいカン」というやつは間抜けなふりをしていますが、実は相当したたかで、腹黒いという噂があります。さきほどの「にいにい」への変化ですが、そのとき








ツモ










こうすると「リャンメンカンチャン」にもなるのです。「にいにい」に対しての師事は表向きで、実際は「リャンメンカンチャン」の弟子なのか・・・
ポンができない状況かピンフを狙うなら「リャンメンカンチャン」? 序盤でじっくり行きたいときやタンヤオ狙い、または終盤でポンして形テンなどのときは「にいにい型」?ということもあり、彼が本当はどちらの弟子なのか真偽は藪の中です。
ただ、前回の講座にあったように「リャンメンカンチャン」を拒否したときは、フリテンになるので「ピアノ+α型」にはしないことを忘れないようにしておきましょう。
もう1つこいつのしたたかさをあらわすエピソードがあります。








ツモ











このようになんと師匠である「にいにい」のライバルである「3・2型」への憧れも持っているのです。「にいにいカン」は間抜けな割りにあなどれないやつです。
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