「4・5・6牌」との比較、単独牌とは
前回やそれ以前の補足を・・・
前回結論としてからは、からは、からはと書きました。では比べられる単独牌が「3・7牌」ではなく・・ならどうなるのでしょうか?単独牌の価値は「3・7牌>4・5・6」ですから、単独「3・7牌」が切れらているやとの比較では同じように単独の・・が切られるのは問題ないでしょう。
ではと単独・・との比較はどうなるのでしょうか?
まずですが、これは前回出てきたに準じて切りになります。しかしからの切りと切りの判断が微妙だったように、から切りがないわけではありません。ただからの切りが軸足をシュンツ場へ移すものであったように、からの切りはトイツ場の軸足をよりいっそう踏み固めたものであるといえるでしょう。
からは切りになります。これは「ペンチャン塔子」と「単独牌」の比較で「その牌種が山にある状況がよほど顕著に河に現れない限り「ペンチャン塔子>5」となる」となっていますので、そのペンチャン塔子と同格かそれ以上の価値をもつとの比較では当然が切られることになるからです。またトイツ場傾向の把握のためには単独「4・6牌」と単独「5」の比較でも「4・6牌>5」となるからです。
さてこれまで単独牌と言ってきましたが、何をもって単独牌とするのかも考察する必要があるでしょう。一番わかりやすい単独牌の例はそ牌の周り「±2」の範囲に牌がない状態でしょう。つまり「5」の場合はその筋牌である「2・8牌」を含めてそれより外の牌があっても、「2・8牌」より内側の牌が無ければ「5」は単独牌になるということです。
ではのは単独牌といえるのでしょうか? をシュンツと考えればは単独牌になります。しかしをリャンメン塔子と考えると、はカンチャン塔子になります。これはその他の部分がのカンチャン塔子以上の形であるならは単独牌、そうではないならはのカンチャン塔子の一部とみなされます。
つまりでのは>ですのでカンチャン塔子の一部となり切り。でのは<ですので単独牌となり切りになります。
同ようにもとのリャンメン塔子2つの形に見ることができますし、はのペンチャン塔子のリャンメン塔子と見られます。つまりその他の部分によっての・や、の・が塔子の一部であったり単独牌であったりするのです。
でははどうでしょう? のペンチャン塔子とはのカンチャン塔子と見ることができます。から切るべき牌を考えると<ですのでは切れません。かといってはシュンツの一部ですので切れません。このときのは単独牌と判断され、<ですのでからは切りとなるのです。つまりというのは>にもかかわらずが切られるという非常に面白い形なのです。
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